（手術前、手術後3か月目） 
 

大きさが違う自然二重で、

二重をなくす手術を悩んでいた方です。

本院に来院前後で、他病院でカウンセリングを多く行って見ましたが、

本院を信頼してくださって、手術をするようになりました。

二重を一重にする手術とその結果、また額ボトックス施術まで、

患者様の経過を一緒に見たいと思います。

まず、目を見ましょう。

両側の目が幅広くて、ナチュラルな二重があって、

二重の大きさは左目（写真上右）で、

右側の目が（写真上左側）より大きくて、

目はよく開ける状態です。

そして、一重に近い奥二重に大きくて幅広い自然二重を

最大限になくす手術をするようになりました。

手術は切開ですすめて、

一部皮膚切除と二重癒着を解いて、

抜糸は術後６日後に行いました。

３か月目の様子です。

手術はよくすすめられて、二重は全部消えましたが、

左目（写真上右側）がこの患者様は気になったようです。

丸い目ではなく、男性らしい目を希望しましたが、

左側がもっと大きくて、二重ラインがあるように見えたためです。

そして、額ボトックスをすすめました。

目を開けるのに、目の力だけではなく、額を使用して、目を開けると、

意図してなくても、もっと大きく開ける傾向があって、

それで、もっと経過を見て、

手術後９か月目に再度訪問してくださいました。

前より少しは緩和されたが、依然として両目に差があり

額ボトックス施術をすることになりました。

​額ボトックスの理由は、上記の症状と同じでした。

目を開ける時、ご本人も知らないうちに額を一緒に使うと

目が大きく見えることもありますし、同時に全体の筋肉を均一に使うのではないため、

両側に差が生じることもあります。

​それで実は、額ボトックスは手術前に相談した時から

一緒に必要だと思って勧めた部分です。

しかし、患者さんがボトックスまでは考えていなかったので、強要することはできません。

そして、額ボトックスを打ってから1週間が経ち、

両目が同じようによく合わせられました。

ボトックスで額の筋肉の使用を抑制し、目の力だけで目を覚ますと

目の大きさの差が縮まったわけなんですけれども。

ボトックスは、施術が必要な筋肉に直接注射することになり、

早ければ2~3日、遅くても1週間以内に効果が現れるようになります。

ボトックス施術が筋肉の使用を抑制し

上記のような片目矯正に肯定的に使用することもできますが

目を開けるのにおでこの使用が多い方なら

逆に、額ボトックス施術後に目が重くなり、目が開きにくくなり、

目が小さくなったような感じがすることがありますので、注意が必要です。

このように手術後の結果を一定部分予想して手術をするが

100%予測可能な結果はありません。

そのため、引き続き経過を見ながら

変わった目の状態とその状況に合わせて必要な処置を行い、変化を観察し

最善の結果に到達できるようにしなければなりません。